西日本武道具とは

昭和58年に⽵⼑メーカーとして創業した⻄⽇本武道具は、
まず武道具店様にご意⾒をお伺いする事から始めました。

⽿を傾け、まじめにカタチにしていく、その積み重ねにより
お客様よりご⽀持をいただいてまいりました。

⻄⽇本武道具の歴史は、お客様からの信頼の歴史と
⾃負しております。

⽇本の武道の誇りと、
お客様からの
信頼を守るため
熱意や誠意を持って、
武道具づくりへの
真摯な姿勢を貫く。

純国産の真⽵⽵⼑

⻄⽇本武道具の真⽵⽵⼑は、今では数少ない純国産真⽵を使⽤した⽇本製の⽵⼑です。
⾃社ブランド「如⽔」と「誉」は⼤分県豊後産の真⽵と京都府の真⽵を使い、⽵の伐採から製品化までを⼀貫して国内の⼯場で製作し、真⽵⽵⼑職⼈の⼿で最初から最後まで⼀本⼀本丁寧に仕上げています。

低価格の海外製品の
「品質確保」

「無幻」「⾚無幻」といった防具シリーズのように海外の⼯場で⽣産されているものも取り扱っています。
海外⼯場では特に「品質の確保」を最重要視し、こまめに現場に⾜を運び、細部に渡って製造の指⽰を⾏う事で低価格ながらも⾼い品質の武道具をご提供しております。

⻄⽇本武道具は
武道の誇りと、
お客様からの信頼を
守り続けるため、
「誠実に」⼀つ⼀つの武道具を
製造してまいります。

⽇本で、
⽇本の材料を⽤い、
⽇本⼈の⼿で。

那珂川真⽵⼯場

⻄⽇本武道具で取り扱う国産⽵⼑、「如⽔」は
福岡県那珂川市にある那珂川真⽵⼯場で⽣産されています。
2008年にスタートした真⽵⼯場は材料調達や職⼈育成の難しさから
2018年に⼀時閉鎖しておりましたが、全国の武道具店様や
多くの剣道家の皆様からの励ましや復活を望む声をいただき、
2019年秋に再稼働いたしました。
“⽇本で、⽇本の材料を⽤い、⽇本⼈の⼿で”
今現在でも、この想いをもって
⼀流の職⼈が⼀本⼀本丹精を込めて製作しております。

  • ⽬⽅を計り分け、選別された材料。

  • ⽵の繊維をまっすぐにしていく“矯め”の作業。
    ⽵⼑を作る上で最も重要なのがこの“焼き“と“矯め”になります。

  • 合わせ部分(内側)を削る⼯程。
    粗粗削り、粗削り、本削りを⾏ないます。

  • ⾯取り粗削り。
    この辺りからは細かく⽬⽅を計って作業を進めていきます。

  • 蝋引きをします。

  • 柄頭あたりにチキリと呼ばれる⼩さな鉄を打ちます。
    如⽔、國祥は柄部分に接着剤を使⽤せずチキリのみの仕上げとなっております。

  • ⼿鉋(テガンナ)のみで柄全体を丸くしていきます。

  • 蝋を塗りバフにて磨きをかけます。

  • 作業前に⽵材4枚で1260gだったものが478gになりました。
    この様な数値はおおよその⽬安でしかなく、注⽂に応じ、職⼈の経験によって適切に仕上げられます。